女優の萬田久子が9日、大阪・国立国際美術館で10日(土)より開催される『クレオパトラとエジプトの王妃展』(12月27日まで開催)の開会式に出席した。

「クレオパトラとエジプトの王妃展」大阪展の開会式に出席した萬田久子

同展は、絶世の美女として語り継がれるエジプト最後の女王・クレオパトラをはじめ、古代エジプトの女王・王妃に焦点を当てた展覧会。ルーブル美術館など世界14カ国の美術館・博物館の所蔵品から選りすぐられた彫像やレリーフ、装飾品など、エジプト史の中で大きな役割を果たした女性たちの実態に迫る181点が展示される。

開会式典を前に、ひと足早く展示を見学した萬田は「すごい迫力に驚かされました」と感激しきり。現在放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』では、ヒロイン・あさ(波瑠)の姉・はつ(宮崎あおい)の嫁ぎ先である老舗両替屋「山王寺屋」の女将・眉山菊を演じ、まだ嫁ぐ前のはつに早くも容赦ない言葉をあびせかける"鬼姑"ぶりが話題だが、「菊は老舗を守るために強い女にならざるを得なかったのだと思う。クレオパトラも国を守るために強くなったわけで、これはしょうがないですね」と古代エジプトの女王に思いを馳せていた。

今後、ドラマではいよいよはつが山王寺屋に嫁ぎ、菊の"嫁いびり"も本格化?するとあり、「これからもっとあおいちゃんをイビりまくります(笑)」と萬田。「あおいちゃんがすごくかわいいので、イビるのは本当に辛いですね。(宮崎には)前もって『ごめんなさいね』って言っときました(笑)」と複雑な胸のうちをのぞかせながらも、貴重な古代エジプトの至宝の数々に「エネルギーをもらった」と話し、「クレオパトラを思い出しながら、これからもイビりまくります(笑)」と意気込んでいた。