10月10日に公開を控えるイッセー尾形主演の映画『先生と迷い猫』がロケ地である静岡県の島田市や河津町を走行している伊豆急行とコラボレーションし、"主役女優猫"のドロップが7日、1日車掌を務めた。

1日車掌に就任したドロップ

イッセーが、2005年公開の映画『太陽』以来、9年ぶりに主演を果たした本作は、堅物で偏屈な校長先生(イッセー)と亡き妻がかわいがっていた三毛猫の心温まる物語。イッセーと並び、もう1人(1匹)の主役・三毛猫のミイ役には、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』やバラエティー番組『ヨルタモリ』(フジテレビ系)にも出演した三毛猫ドロップが務めている。

伊豆急行では、9月18日から、本作の公開を記念してドロップのシールやロケ地ポスター、「まちねこフォトコンテンスト」の伊豆急行賞作品などを掲出した「映画『先生と迷い猫』公開記念号<ねこずくめ号>」を運行中。その走行と本作のプロモーションとして、ドロップが1日車掌に就任した。

下田市・下田駅ホームで伊豆急行利用者に見守られる中、ドロップは三橋直人駅長代理より1日車掌任命書を授与。改札口にて勤務し、切符回収も行った。また「ねこずくめ号」が到着すると駅ホームにて、ねこテープカットを披露。運転席で記念撮影を行なった。なお、「ねこずくめ号」は10月末まで運行する。

公開された動画では、猫じゃらしを近づけられ、それに反応したドロップがテープカットを行う場面から始まる。続けて、車掌室であごをなでられる姿も収録。伊豆急行の車内の風景も映され、ほのぼのとしたBGMと共に穏やかなイベントの模様を楽しむことができる。


(C)2015「先生と迷い猫」製作委員会