富士重工業はこのほど、スバル「フォレスター」「XV」「XV HYBRID」の大幅改良モデルをスバル公式サイト内に開設した専用サイトにて公開した。今回発表されたモデルは「第44回東京モーターショー2015」のプレスデーにて正式発表される。

スバル「フォレスター X-BREAK」

スバル「XV 2.0i-L EyeSight」

「フォレスター」の大幅改良モデルは、同車が従来から持つ高次元にバランスさせたSUVとしての性能をさらに進化させ、「デザイン」「走りの愉しさ」「SUVとしての使い勝手と快適性」にいっそう磨きをかけるとともに、安全性能をさらに強化させている。

「アイサイト(ver.3)」や新開発となるアダプティブドライビングビームを採用したヘッドランプを含む先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」、スバル初となるLEDハイ&ロービームランプとステアリング連動ヘッドランプを採用することで、世界トップレベルの安全性能にさらに磨きをかけた。車両性能を総合的に向上させ、日常生活を豊かに彩る商品として進化させている。

エクステリアはフロントフェイスを刷新することで、SUVのたくましさと先進的な印象を向上させた。インテリアは本格SUVとしての機能性の高さを感じさせるデザインとし、上質感も高めた。操縦安定性と乗り心地についても、ステアリングギヤボックスを新設計してリニアなステアリング応答性とし、サスペンションの最適化によってしなやかで落ち着いた上質な乗り味を実現。ドアガラスの板厚アップやシール部品の強化、リニアトロニックの改良などを施し、走行時の静粛性も向上している。

「XV」「XV HYBRID」の大幅改良モデルは、スポーティ&カジュアルをテーマとする同車らしいデザインをより強化するとともに、アイサイトをはじめ、高い評価を得ている安全性能をさらに向上させた。

エクステリアはSUVらしいアグレッシブで躍動的なデザインを採用。フロントマスクをシャープで存在感のあるデザインとし、フロントまわり全体でワイド感と低重心を表現することで、「XV」の持つスポーティイメージをより高めた。インテリアは「XV」らしい遊び心ある仕様を織り込みつつ、質感も向上。随所にオレンジステッチを施すとともに、ピアノブラック調パネルや金属調アクセントで上質感を演出した。

安全性能においては、先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」の展開により車両周辺状況の幅広い検知を可能とし、SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグの全車標準装備化と合わせて総合安全性能をさらに強化。操縦安定性は2014年の改良時に足回りを大幅に進化させ、サスペンションおよびステアリングシステムの最適化により、都市型SUVの枠を超えたリニアで軽快なハンドリング性能を実現している。

スバル「フォレスター」