同棲中の家賃、「全額彼氏が負担」は27%

いえらぶGROUPはこのほど、同棲に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は2014年12月5日～22日、および2015年6月2日～16日にかけて全国の男女(年齢不問)を対象に行われ、100サンプルを得た。

「同棲してみたい」と思う人、66%

調査ではまず、「同棲してみたいと思いますか?」というアンケートを行った結果、66%の人が「思う」と回答。人生の先輩からは「いずれ結婚するなら、結婚して取り返しがつかなくなる前に、同棲して相手のいろんなことを知った方が良いです」(30代/女性/専業主婦)、「というか、昔そうしておけばよかったな、と時々思います。結婚とは違う楽しさがありそうですね」(40代/女性/専業主婦)といった意見が多く寄せられた。

家賃は「彼氏が多め」に負担

次に、「同棲した(もしくはしてる)場合、家賃は男女でどのように負担しますか?」と尋ねたところ、「彼氏の方が多く払う(67%)」が断トツのトップとなり、続いて「全額彼氏(27%)」という結果に。

「彼氏の方が収入が多いと思うので、収入が多い彼氏の方が多く払う」、「ご飯を作ったり食品の買い出しをしたりするのは私になるので、そこは多めに負担するので、家賃は男性に多めに出してほしい」、「一般的に男性のほうが収入が多いので女性より多く払うべきで、もし女性の方が多いのなら女性のほうが多くはらうべきだ。収入の高さに応じて決めるのが良いと思う」といった理由が目立った。

3人に1人が「大家さんに内緒で同棲した」経験あり

「大家さんに内緒で同棲したことはありますか?」というアンケートでは、「ある(32%)」「ない(68%)」となった。「ある」と回答した人からは、「近くに大家さんがいなかったので普通に同棲してましたが問題なく過ごせました」(30代/女性/専業主婦)、「言うのが面倒くさかったから。でも大家さんにばれて、怒られました」(30代/男性/その他専門職)など、面倒だったという理由が多く並んだほか、「若いときはお金がなかったので、単身用のマンションで同棲していた」(30代/女性/専業主婦)という理由も見受けられた。

男性53%が別れた彼女に引っ越し代を「あげない」

恋人同士で毎日過ごせる同棲はとても楽しいものではあるが、全ての同棲カップルがそのままゴールインするとは限らない。そこで、もし同棲している彼女が出て行くとなったら、彼女に引っ越し代をいくら渡すのか聞いたところ、過半数が「あげない(53%)」と回答した。「結婚して戸籍を入れたわけでもないし、離婚でもないのだから引っ越し代なんて渡す必要が無いから」、「赤の他人となってしまった以上、何も渡す必要はないと思うから」など、結婚とは違って、他人なのであげる必要はないと考える人が多いよう。

その一方で、「6万～10万(22%)」「1万～5万(17%)」「11万～15万(1%)」「それ以上(7%)」と、金額にこそ差はあるものの「引っ越し代を渡す」と回答した人も多く、「同棲していたのだから、せめて半分ぐらいは出してあげるのが人情だと思います」、「別れた原因が何であれ、今までのお礼を込めて引っ越し代は全額負担しても良いと思います」といった意見。また、「一緒に暮らしていた年数にもよりますが、引っ越し代金にプラスするべきと考えます」という太っ腹な意見もあった。