ESSPRIDEは、中間管理職の男女各150名、一般社員の男女各150名の計600名を対象に「社内コミュニケーションにおけるおやつの効果」について調査を実施した。調査期間は9月7日~9日。

74.0%の上司が「部下とコミュニケーション取れている」

職場で就業時間中にお菓子や軽食などのおやつを食べることができるか尋ねたところ、72.6%が「できる」と回答した。約7割の企業では仕事中におやつを食べることが認められているようだ。

職場では就業時間中におやつ(お菓子、軽食など)を食べることができますか?

中間管理職(上司)と一般社員(部下)に、部下(上司)とコミュニケーションが取れていると思うか聞くと、「コミュニケーションがとれている」の回答割合は「中間管理職(上司)は「十分とれている」9.7%、「まあとれている」64.3%を合わせて74.0%だった。

一般社員(部下)は「十分とれている」(9.7%)、「まあとれている」(59.3%)を合わせて69.0%となり、上司に比べて部下の方が「コミュニケーションがとれている」と回答した方の割合が低い結果となった。

部下(上司)とコミュニケーションがとれていると思いますか?

飲みたくない部下の理由「面倒くさい」「説教になりそう」

仕事帰りに部下(上司)とお酒を飲みに行きたいと思うか尋ねると「行きたいと思う」の回答割合は、上司は49.0%、部下は25.0%だった。上司の約半数が部下とお酒を飲みに行きたいと思っているのに対し、部下の7割以上は上司とお酒を飲みに行きたくないと思っていることが明らかとなった。

仕事帰りに部下(上司)とお酒を飲みに行きたいと思いますか?

飲みに行きたい理由を尋ねると、上司は「会社では話せない本音で話しをしてみたい」「プライベートを共にすることによる一体感」「気晴らしを兼ねて」という理由が多かった。部下からは「仕事での付き合いしかないのは寂しい気がする」「勉強になることが多い」「おごりなら時々行ってもいい」という意見が寄せられた。

飲みに行きたいと思わない理由は、上司からは「ストレスを逆にお互いに溜めそう」「自分が支払わないといけないので」というものが多い。部下の理由は「面倒くさい」「勤務時間外に仕事の話をしたくない」「仕事の説教とかになりそう」というものだった。

上司(部下)とのコミュニケーションとして、お菓子をあげたりもらったりすることに対しどのように感じるか聞くと「良いと思う」の回答割合が上司は82.7%、部下は72.3%だった。コミュニケーションツールとしてお菓子を使うことに、上司・部下とも好意的にとらえていることがわかる。

上司(部下)とのコミュニケーションとして、お菓子をあげたりもらったりすることに対しどのように感じますか?

お菓子をコミュニケーションに活用することが良いと思う人からは、「気軽」「ちょっとした心遣いがうれしい」「会話のきっかけになる」といった理由が挙げられた。良いと思わない人は、「モノでつるような気がする」「お菓子を食べない人もいる」を理由に挙げている。