米Lenovoはこのほど、同社製PCにおける統計データの収集について声明を発表した。海外メディアによる報道やSNSなどで、ThinkPadシリーズといったLenovo製PCに、個人情報を収集、外部に送信するスパイウェアがインストールされている疑惑が取りざたされているが、今回の声明はこれに応えたものとなる。

LenovoのWebサイトに掲載された声明

Lenovoによると、既存製品や将来の製品に対する品質向上を目的として、個人を特定しない形で利用状況に関するデータを収集しているが、これについては、ほかのデバイスメーカーと同様に、デバイスの初回起動時にエンドユーザー向け使用許諾契約(End User License Agreement:EULA)で告知し、同意できない場合はデータの収集を止めることができるとのことだ。

具体的なソフトウェア名は明かされていないが、「コントロールパネル」の「プラグラムの追加と削除」からデータ収集に関連するソフトウェアをアンインストールすることが可能としている。

また、Lenovoは、Windows 10の準備段階において、同社製PCにプリインストールされるすべてのソフトに対し、Lenovoならびに独立した第3者機関によって、プライバシーとセキュリティの観点から検査を行っていると説明した。

Lenovoは2015年2月にも、コンシューマ向けPCに対して、アドウェアである「Superfish」をプリインストールしていると指摘を受けたほか、2015年8月には、BIOSに組み込まれたLenovo Service Engine(LSE)に問題があるとして、LSEを削除する措置をとっている。