「ちはやふる -上の句-」「-下の句-」のチラシ第1弾ビジュアル。(c)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (c)末次由紀/講談社

末次由紀「ちはやふる」を原作とした実写映画の第1弾ビジュアルが公開された。9月19日から全国の劇場にて、このビジュアルを用いたチラシが掲出される。

広瀬すず演じる主人公・綾瀬千早の表情がアップになったこのデザインは、原作の単行本2巻の表紙を踏襲したもの。末次が撮影現場で千早を演じる広瀬を見て「千早がいる」と感激したことをきっかけに、原作のイメージと広瀬演じる千早の魅力を最大限に表現できるビジュアルを検討した結果、高校生になった千早の物語がスタートする2巻の表紙をオマージュしたデザインが採用されたという。また千早の競技かるたへの熱い思いを強調するため、彼女が百人一首の中で最も大切にしている句「ちはやふる」の札が手に添えられた。

広瀬は第1弾ビジュアルを見て「完全実写化という難しさも実感しましたが、出来上がったビジュアルを観て夢が叶った感じです」とコメントした。映画「ちはやふる」は2部作で製作。「ちはやふる -上の句-」は2016年3月、「ちはやふる -下の句-」は2016年4月に順次公開される。

広瀬すずコメント

こうして「千早」として撮って頂けて本当に光栄です。
完全実写化という難しさも実感しましたが、出来上がったビジュアルを観て夢が叶った感じです。
(チラシの撮影時には、)ワンカット目からスタッフさんの間で「おおー!」という声が上がったことについ反応してしまいました。「千早」なんだって、改めて実感させてもらえた撮影でとても幸せでした。