京浜急行電鉄は今年12月に予定しているダイヤ改正において、平日朝ラッシュ時間帯に運行する上りウィング号「モーニング・ウィング号」を新設すると発表した。

「モーニング・ウィング号」新設により、三浦・横須賀方面からの通勤が便利に

「モーニング・ウィング号」(2100形)車内

ウィング号は現在、着席整理券の購入で品川駅から三浦・横須賀方面へ座って乗車できる下り列車として、平日夕方時間帯に運行。今年12月のダイヤ改正以降、三浦海岸駅・横須賀中央駅・金沢文庫駅・上大岡駅から品川駅・泉岳寺駅へ、朝ラッシュ時でも座って乗車できる上り列車も運転される。平日限定で、三浦海岸駅6時9分発・品川駅7時28分着の「モーニング・ウィング1号」、三浦海岸駅7時56分発・泉岳寺駅9時22分着の「モーニング・ウィング2号」の2本が設定される。

乗車の際、三浦海岸駅・横須賀中央駅・金沢文庫駅・上大岡駅で販売する着席整理券が必要に。現行の着席整理券は200円だが、ダイヤ改正日以降は300円に改定される。月単位で販売する1カ月券(5,500円)もある。

12月のダイヤ改正ではその他、羽田空港発着の深夜便増加に合わせ、夜間帯のエアポート急行を増発し、品川・都心方面や横浜方面を結ぶ羽田空港発着の直通電車を増やすなどの改正を行う。ダイヤ改正の実施日は12月5日(平日ダイヤは12月7日)。詳細や時刻など、11月上旬に改めて発表されるとのこと。