オンライン英会話サービスを展開するラングリッチは4日、英語学習サイト「EnglishCentral」を運営するイングリッシュセントラル(本社米国)と事業統合したと発表した。

統合により世界展開を推進

これにより、ラングリッチは200万人の学習者にオンラインレッスンを提供する世界有数のサービスに拡大。同社によると、Google Venturesなどの著名ベンチャーキャピタルから投資を受けた米国発ベンチャーが、日本発の大手ベンチャーを吸収合併するのは国内でも稀なケースという。

イングリッシュセントラルは、最先端の技術とグローバルな動画を活用し、ゲーム感覚で楽しみながら自己学習を行うオンライン学習サービス。2010年に国内外著名ベンチャー投資家から資金調達を行った後、Android OSの創始者を経営陣に迎え、国内200大学、200万人の学習者にサービスを提供してきた。

ラングリッチとイングリッシュセントラルが事業統合

ラングリッチは、業界初期から市場を牽引してきたスカイプ英会話大手。フィリピンのセブ島にオフィスを構え、直接雇用の講師陣には定評がある。

9月から、ラングリッチのオンライン英会話でイングリッシュセントラルの動画教材の利用を開始。今後は、事前学習から実際の会話まで、英語学習に必要な要素を全て取り入れた総合オンライン英語学習サービスを提供し、グローバルなオンライン英語学習企業を目指すとしている。