ヤマハ発動機が販売する「トリシティ」のファンクラブ「LMW部」はこのほど、バイク免許を持つ20~50代の男⼥620名を対象に、各世代でバイクに対する意識の違いを明らかにするためのアンケート調査を実施した。

「バイクの免許を取得した年齢」

「現在所有しているバイクの排気量」

「トリシティ」はフロントに2輪構造のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)を採用する新世代のオートバイ。そのファンサイトとしてヤマハが運営する「LMW部」は、「トリシティ」を楽しみ、広げていくためのさまざまな活動を行っている。今回、8月19日の「バイク(819)の日」を迎えるにあたり、20代・30代・40代・50代の各世代で異なるバイクに対する意識の違いを明らかにすることを狙い、アンケート調査を実施した(調査実施期間は7月27~28日、調査手法はインターネットパネルを使用したWEB定量調査)。

昨今のバイク業界では、「若者のバイク離れ」や「リターンライダー」という言葉がキーワードとなっている。若いバイクユーザーが減少し、ユーザーの⾼年齢化が進⾏しているというのが一般的な認識だ。そこで、バイクの免許を取得した年齢を聞いた質問では、全体の約80%が29歳までに、50%が19歳までに免許を取得していることがわかった。

取得済みの免許の種類を聞いた質問では、「普通二輪免許(AT限定含む)」が45.8%で最多。「原付免許」が31.3%で続いた。男女の比率を調べると、「小型二輪免許(AT限定含む)」以下の免許取得率は男性が23.3%であるのに対し、女性は61%。男性より非常に多いことがわかった。

バイクへの憧れを抱いているライダーにそのきっかけを聞いた質問では、世代間の違いが明らかになった。20代ではEXILEのメンバーが乗っていたことや、映画『バイオハザード』『ミッション・インポッシブル』の名が挙がっているのに対し、30代では『仮面ライダー』シリーズが最多となっている。40代では『バリバリ伝説』『あいつとララバイ』、50代では『750ライダー』『イージー・ライダー』の名前が挙がった。