8割以上の企業がミドル層の中途採用に意欲的

エン・ジャパンは、同社が運営する人事担当者向け中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」を利用する278社を対象に「ミドル層の採用」についてアンケート調査を実施した。調査期間は6月17日～7月14日。

8割が3年以内にミドル層の採用経験あり

3年以内に、ミドル層(35歳～55歳)の採用をしたか尋ねたところ、8割以上が「はい」と回答した。ミドル層の採用数に変化があるかについては、「変わらない」(47%)と回答した企業が最多であるものの、「増えている」(35%)が「減っている」(11%)を上回っている。

ミドル層に求めるものについては「専門性」(76%)、「自社にない経験・能力」(57%)という回答が上位を占めた。これまでに培ってきたキャリアやスキルを評価して、即戦力として採用していることがわかる。

今後、ミドル層の社員を中途採用することについてどう考えているか聞くと、81%は「採用したい」と回答した。その理由については「優秀であれば年齢は関係ない」(57%)、「豊富な経験が必要」(54%)、「専門性が必要な仕事だから」(54%)など、ミドルのスキルに期待する声が多かった。

一方、「採用したくない」と答えた企業からは、「自分のやり方、これまでのやり方に固執する」(51%)という理由が多かった。