石原裕次郎生誕80周年記念「4K未来映像プロジェクト」の記者会見が7月31日、都内で行われ、石原プロモーションの石原まき子会長らが出席した。

左から、ファミリー劇場・小坂恵一社長、チャンネル銀河・関本好則社長、石原プロモーション・石原まき子会長、日本ケーブルテレビ連盟・西條温理事長、ジュピターテレコム・佐々木新一会長、東北新社・植村徹社長

同プロジェクトは、石原プロモーションと全国のケーブルテレビ局が共同の企画。石原プロモーションが新人俳優を募集する「石原プロ次世代スター発掘オーディション」を実施するほか、4K映像の新作映画製作、映画『黒部の太陽』の4K化、情報番組「西部警察 全国キャラバン!! ロケ聖地巡礼」を製作する。

故・石原裕次郎の妻で石原プロモーション会長のまき子氏は、プロジェクトの実行委員長を務めるにあたり、「裕次郎は映画にこだわった人なので、決して反対はしていないと思う」とその想いを。徳重聡がグランプリを獲得したオーディション以来、15年ぶりとなった新人募集については、「今の時代に合った魅力を持っている方、明るくて健康で人物的に尊敬される素直な方に来てくれれば。今は良い人ばかりなので、選ぶのは大変だと思う」と話した。

新人募集は8月にスタートし、来年3~4月にハワイ合宿&最終選考を行う。グランプリ受賞者は、4K映像の新作映画に出演することが決定しており、チャンネル銀河の社長でプロジェクトの事務局長を務める関本好則氏は、「刑事アクション映画ということ以外、何も決まっていない。4K放送が始まる2018年に間に合わせたい」とコメント。また、"石原軍団"が出演する情報番組「西部警察 全国キャラバン!!ロケ聖地巡礼」について、6月に急性心筋梗塞で手術をした渡哲也が出演予定だったことを明かし、「後半の四国・九州あたりで復帰して頂ければ」と期待を寄せていた。