三菱東京UFJ銀行は30日、最近、同行名を騙り、「入金や振込のお知らせ」などと称して、同行とは無関係の不審なサイトなどに誘導しようとする電子メールが不特定多数の人に送信されているとして注意を促した。同行からそのようなメールは送信していないという。

最近の不審な電子メールの例として、同行は以下を挙げている。

  • 「三菱東京UFJ銀行からのご入金のお知らせ」との件名で、不審なサイトに誘導するリンクが添付されているもの

  • 「三菱東京UFJ銀行より」との件名で、「今月度のカードキャッシング限度額に達しましたのでお知らせ致します。」との内容のもの

  • 「【三菱東京UFJ銀行】よりATMのご案内■重要■」との件名で、「ATMの設置場所が変更となりました。」との内容のもの

  • 「○○銀行からの新着メール、○億円振込」などの内容で、不審なサイトに誘導するリンクが添付されているもの(※同行名や旧行名(三菱銀行など))

三菱東京UFJ銀行では、もし不審な電子メールを受信した場合は、以下の対応をするよう呼びかけている。

  • (1)電子メールは開かずに削除する

  • (2)電子メールを開いた場合には、発信元への返信や添付リンクを開くことはせずに、電子メールを削除する

  • (3)万が一、被害にあった場合は、すみやかに最寄の警察に相談する