米AMDは20日(現地時間)、同社のデスクトップ向け最新APU「A8-7670K」を発表した。30日に発売し、希望小売価格は税別13,880円。

「A8-7670K」は"Godavari"世代のAPUで、4つのGPUコアに6つのGPUコアを統合する。7月29日に提供が開始するWindows 10に対応。ハードウェアベースのアクセラレーション機能により、スムーズな動画再生が可能なほか、HTML5およびWebGL向けのグラフィックスアクセラレーションで、新ブラウザ「Microsoft Edge」のパフォーマンスを向上させるとしている。

Windows 10への対応をうたう

また、低解像度でゲームをプレイする際に画質を向上させる「Virtual Super Resolution」やDirectX 12、Vulkan、MantleといったAPIのサポートに加え、なめらかな画面表示を実現する「AMD FreeSync」といった機能を搭載する。

AMDによるパフォーマンス比較。Intel Core i3-4180が競合製品となるようだ

エントリー向けのディスクリートグラフィックスと組み合わせるよりも、APUの方がコストパフォーマンスが高いとAMDは主張する

倍率アンロックに対応する

主な仕様は、CPUコアが4、動作周波数はベースクロックが3.6GHz、ブーストクロックが3.9GHz、L2キャッシュが4MB、統合GPUがRadeon R7 Graphics、GPUコア数が8、GPUクロックが757MHz。既存モデルとの比較は以下の通り。