マスタードシードは17日、ASRock製のNUCベアボーン「Beebox」シリーズを発表した。ファンレスモデルと静音ファンモデルの2種類に、それぞれブラックとホワイトの2色を用意。8月上旬の発売予定で、店頭予想価格(税別)は16,980円前後から。

「Beebox」シリーズ

Beebox N3000

「Beebox N3000」は、CPU(SoC)にIntel Celeron N3000を搭載するベアボーンPC。店頭予想価格は16,980円前後。ファンを搭載しないファンレスモデルで、名前の由来はミツバチ。小さくて素早くて働き者をイメージし、0.6リットルの小型きょう体を採用した。メモリとストレージ(HDDやSSD)、OSを別途組み込むことで、PCとして完成する。

メモリスロットはDDR3L-1600MHz SO-DIM×2枚(最大16GB)で、デュアルチャネルで動作。ストレージには2.5インチ SATAドライブと、mSATAドライブを内蔵できる。フロントUSBポートにはUSB Type-Cを採用。USBポートは3Aの電源供給が可能なので、スマートフォンなどの高速充電などにも使用できる。グラフィックスはIntel HD Graphics(CPU内蔵)だ。

主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI×2、DisplayPort×1、USB 3.0×4、オーディオ入出力など。本体サイズはW110×D118.5×H46mm。赤外線リモコンやVESAマウントキット(100mm)が付属する。

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Beebox N3150

「Beebox N3150」は、CPU(SoC)がIntel Celeron N3150(1.60GHz)のモデル。店頭予想価格(税別)は21,800円前後。冷却ファン内蔵だが、騒音レベルはアイドル時で17.5dB、高負荷時でも20.5dBにおさえている。そのほかの仕様は「Beebox N3000」とほぼ共通。