Peach Aviationと南海電気鉄道は8月23日、「ありがとう企画『Peach×ラピート ハッピーライナー』で和歌山港へ行こう!」ツアーを実施する。特別デザインの「出逢えたらラッキー Peach×ラピート ハッピーライナー」は8月31日で運行終了となる。

南海線を走る「Peach×ラピート ハッピーライナー」(写真はすべて南海電鉄提供)

同列車は昨年9月、関西国際空港の開港20周年を盛り上げることを目的に、特急「ラピート」(難波~関西空港間)で活躍する50000系1編成に「Peach」(関西国際空港を拠点とする航空会社)の飛行機と同じデザインを施し、1年間の期間限定で運行開始された。8月23日のツアーは、同列車の1年間の運行に感謝し、実施されるという。当日は9時40分に南海電鉄難波駅に集合、14時40分に浜寺公園駅で解散となる。

「Peach×ラピート ハッピーライナー」はこの日、通常乗り入れない泉佐野~和歌山港間も走行。車内に「Peach」客室乗務員が乗車し、ノベルティグッズや記念カラーマグカップの配布、オリジナルグッズ販売を行う。往路は難波駅から和歌山港駅まで運行され、復路の「スーパーシート」着席権などが当たる抽選会も実施。和歌山港駅では同列車を自由に撮影でき、特製駅弁の配布や南海フェリーによるオリジナル商品販売も行われる。

復路は和歌山港駅から、特急「ラピート」が通常停車しない浜寺公園駅まで運行。登録有形文化財に指定された駅舎を見学できる。「ハッピーライナーが泉佐野~和歌山港間を走り、和歌山港駅に入線するのは最初で最後の機会となります。この機会に特別なラピートで特別な時間をお過ごしください」とのこと。

和歌山港駅

浜寺公園駅

「ありがとう企画『Peach×ラピート ハッピーライナー』で和歌山港へ行こう!」の募集人員は計170名(最少催行人員80名)。7月16日10時から南海電鉄「ぶらりたび」にて120名程度、7月30日10時から電話受付にて50名程度、それぞれ参加者募集を行う。料金は大人5,400円・小児3,700円(ともに税込)。参加特典として特製駅弁、記念カラーマグカップ、ノベルティグッズの他に記念乗車証も付く。