俳優のラッセル・クロウと女優のアマンダ・セイフライドが父娘役を演じるガブリエレ・ムッチーノ監督最新作『パパが遺した物語』(原題:『Fathers and Daughters』)が、10月3日に全国公開されることが決定し、場面写真が14日、公開された。

『パパが遺した物語』場面写真

本作の主人公は、心に傷を抱え、生きる意味を見失ったケイティ。彼女は、ある出会いをきっかけに、亡き父との思い出をたどり始め、父と娘の純粋な愛情と、無邪気だったケイティが変わってしまった理由が徐々に明かされる。自分の命が残り少ないと知っていた父と、母に続いていつか父もいなくなることを恐れていた娘。2人の「この幸せな時間を1秒でも長く」という切ない願いが描かれる。

悲しい経験から人を愛することができなくなっていたケイティ役を演じるのは、『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライド。小説家だった父ジェイク役は、『グラディエーター』でアカデミー賞を受賞したラッセル・クロウが務める。また、子供時代のケイティはカイリー・ロジャーズが演じ、けなげで可憐な姿をみせる。

そして、父と息子の絆を描く『幸せのちから』で、世界中に感動を届けたガブリエレ・ムッチーノがメガホンをとり、カーペンターズの名曲「Close to You」と共に、時を超えて娘を見守り続ける父の大きな愛を映す。

公開された場面写真に描かれているのは、娘への愛情が伝わる、父の優しげなまなざし。ニューヨークを舞台に、トラウマを克服しようとする少女の成長物語を通して、父と娘のかけがえのない絆を描く本作の一端がうかがえる。

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