コンビニやスーパーのレジ前には、まんじゅうやガム、電池やマスクなどが置かれているケースが多いと思います。これ、私たちが思っている以上に売れるそうです。なぜか……そう、私たちが「ついで買い」をしてしまっているからです。

レジ前には「ついで買い」の誘惑の宝庫

お店にとってレジとは、お客さんに会計をしてもらう場所であると同時に、家の在庫状況が把握しにくく、単価が安い「ちょっとした」商品を売るための大事な場所でもあります。

レジ前は、お昼時のコンビニや週末のスーパーなどでは必ずといっていいほど人が並んで立ち止まることになる場所です。コンビニでは比較的すぐに消費するお弁当やお菓子、飲み物などの商品を購入するケースが多いと思いますが、レジ前 (レジ周辺) には、「食後のケア」や「食後のデザート」といった、食べるという行動に紐付いたもの、もしくはお弁当とセットで購入されるべきものが置かれています。また、スーパーのレジ周辺には乾電池やマスクなどが置かれているケースが多く、これらには「家の在庫状況を把握しにくい」けど「余分にあっても困らないもの」という特徴があります。

食事のデザートや乾電池などレジ前の商品は、「単価が安い」という点で共通するものであり、悩まずに手にとってしまう「ついで買い」で購入される典型的な商品ともいえます。でも、実際には「本当に必要なわけではない」ことが多かったり、家に帰ってから「電池やマスクがまだたくさん残っていた」といったことに気づいたりすることが多いものでもあります。これは結局、しばらく使わないものを買ってしまったわけですから「不必要な出費」をしていることになります。

コンビニのレジ前にはなぜまんじゅうやお団子が置いてあるのでしょうか

コンビニのレジ前にはまんじゅうやお団子などの和菓子が置かれていることが多いと思いませんか。コンビニに行くたびに「いったい誰が買っているのだろう?」と不思議に思う人も少なくないでしょう。これらは、高齢者層などを中心に売れているから置かれているのです。

また、ファミリーレストランのレジ前には飴やガム、おもちゃなど、子どもが欲しがるような商品が必ずといっていいほど並べられていますね。親泣かせな面もありますが、この売上を支えているのも (孫への投資を惜しまない) 高齢者と言われています。また、ガムなどは食後のエチケットとして購入したりもしますね。

このような商品を買うことを一概に「不必要」と言い切ることはできませんが、少なくとも、「本当に今すぐ必要なものか」と問われると、今買わなくてもよいものばかりだと思いませんか。

このような消費のパターンは、日常生活のあちこちに顕在化し、小さなムダが積み重ねられているケースが見受けられます。お金が貯まる方は、このような不必要な出費を抑えています。お金が貯まる体質に変えていくためには、このような日常の出費も見直す必要があると言えるでしょう。

教えてくれたのは……

ファイナンシャルカウンセラー 杉浦 詔子さん

みはまライフプランニング ファイナンシャルプランナー、カウンセラー。会社員・公務員・派遣社員・パート・アルバイト、会社員の配偶者様、育児介護休職者、退職者の皆様とそのご家族等へのキャリアプラン (生活) とライフプラン (家計) の相談と講義、執筆を行っています。女性のキャリアと家族や恋愛等コミュニケーションに関する相談、FP等資格取得支援にも力を入れています。


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