オールアバウトとコーセープロビジョンは、ニューヨーク、パリ、ソウル在住のフルタイムで働く20~30代の女性各206名を対象に、"自信"に関する調査を実施した。調査期間は6月2日。

NY・パリ・ソウルの女性の多くが「自分に自信あり」

働く女性に「自分に自信があるかどうか」を尋ねたところ、ニューヨークは96.1%、パリは82.5%、ソウルは76.7%が「ある」(「どちらかといえばある」を含む)と回答した。

2015年4月に両社が発表した「日本女性の"自信"に関する調査」では、「自分に自信がある」と回答した割合は38.7%だった。今回の結果と比べると、3都市とも日本の倍以上が「自分に自信がある」ことが明らかになった。

左:自信の有無 右:自信をつけるための努力

また、自信をつけるための努力をしているか尋ねたところ、3都市はいずれも8割前後が「努力している」と回答した。こちらも自信の有無同様、日本女性(51.1%)よりも高い結果となっている。

各国女性が自信持っていることは?

自信があると思う項目を聞くと、日本では「特にない」(33.3%)が最も多く、10ポイント以上下がって「仕事の出来」(19.7%)、「肌」(17.5%)が続いた。ソウルは「肌」(31.6%)が一番多く、2位は「性格」(28.2%)、3位は「仕事の出来」(27.7%)だった。

自信がある項目

ニューヨークでは全ての項目における数値が平均して高く、1位「仕事の出来」(57.8%)、2位「頭の良さ」(55.8%)、3位「性格」(53.4%)という結果になっている。パリは1位「整理整頓」(39.8%)、2位「仕事の出来」(39.3%)、3位「頭の良さ」(37.9%)で、2都市とも内面的な部分に自信を持っていることがわかる。

今回調査した3都市では「特にない」を挙げた人は相対的に少なく、ニューヨーク・パリでそれぞれ9%、ソウルで11%程度だった。日本女性はおよそその3倍で、自信のなさが際立っている。

自信がない項目について聞くと、3都市とも「スタイル(プロポーション)」が圧倒的に多かった。日本でも「スタイル」は2位にランクインしている。「容姿全体」は、日本女性では1位(52.3%)だが、ニューヨークでは3位(27.2%)、パリでは2位(35.9%)、ソウルでは6位(22.8%)で、20ポイント近くの差がみられた。

自信がない項目

自信がないと回答した項目に対してその理由を聞くと、3都市では「自分が満足していないから」という回答がどの項目においても多くを占めた。一方、日本では「周りと比べて劣っていると思うから」という回答が多く、他人と自分をした結果、自信がもてなくなる人が多いことが明らかになった。