楽天グループの楽天生命保険(以下楽天生命)は18日、加入前の顧客から相談を受けるバーチャル窓口「ネット保険デスク」の好評を受けて、サービス・機能を拡充したと発表した。多忙な人でも帰宅後や休日に利用できるよう平日の対応時間を20時までに延長し、土日祝日の受付も開始する。さらに、アドバイザーとのビデオ通話は面倒なソフトウェアのインストールを不要にし、ブラウザだけで利用できるようになったとしている。利用には楽天会員IDでのログインが必要。ビデオ通話は、パソコンのほか、スマートフォン(Android OS)にも対応する。

「ネット保険デスク」コンセプトイメージ

「ネット保険デスク」は、インターネット上でも対面販売と変わらない丁寧なおもてなしをするために楽天生命がバーチャル空間に開設した、保険相談の窓口だという。専任のアドバイザーが常駐し、ビデオ通話・テキストチャット・画面共有などの機能を通じて、顧客が最適の保険を選ぶ手伝いをするとしている。アドバイザーは顔写真やプロフィールから選択でき、指名も可能だという。顧客は、時間や場所に縛られないインターネット上のやりとりでありながらも、対面の代理店や街角の保険ショップに何度も足を運んで相談するのと同じように「なじみ」のアドバイザーのサポートを受けながらじっくり保険選びができるとしている。パソコンやスマートフォンがあれば、場所を問わずに相談できる。

「ネット保険デスク」の概要

  • サービス日および時間帯/月~金曜日10:00~20:00、土・日・祝日10:00~18:00。いずれも、同社指定の休業日を除く。平日18:00~20:00と、土日祝の終日は、ボイス通話とテキストチャットのみのサービスとなる

  • 対象/楽天会員の顧客(同サービスの利用には、楽天会員IDによるログインが必要)

  • 機能/ビデオチャット機能アドバイザーと、対面に近い雰囲気で相談ができる。画面共有機能アドバイザーは、保険料の試算画面を顧客と共有し、話を聞きながら最適な保障内容を伝える(パソコン、タブレットのみ)。顧客の希望に応じて映像をオフにしたり、テキストチャットのみでの利用も可能

  • 推奨環境/OS:パソコンWindows、MacOS。タブレット:Android OS、スマートフォン:Android OS、iOS(iPhone、iPadなど)はサービス対象外。ブラウザ:Google Chrome、Mozilla Firefox。顧客側の音声や映像をアドバイザーに届けるためには、パソコンに接続されたカメラとマイクが必要

アドバイザーと試算画面を共有しながらのビデオ通話(イメージ)

楽天生命は、納得・信頼を届ける生命保険会社としてさまざまな取り組みを行っていくとしている。