『サイボーグ009VSデビルマン』のメインビジュアル

石ノ森章太郎氏の代表作『サイボーグ009』と永井豪氏の代表作『デビルマン』がコラボレーションしたアニメ『サイボーグ009VSデビルマン』が、2015年10月より2週間限定でイベント上映されることが明らかになった。

今回のコラボは、『サイボーグ009』と『デビルマン』それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現。石ノ森氏のアシスタントとして『サイボーグ009』の背景を描いていたという永井氏は、今回のコラボについて初めこそ「キャラが水と油なのでは?」と不安も覚えたというが、完成した映像を見て「ややセンチメンタルでシックな"009"と、クール&ドライ&ハードな"デビルマン"が、それぞれのムードや持ち味を壊さず、思う存分ぶつかり合い、見事な調和を見せるアニメになっていた。一話目しか見ていないが、『早く続きが見たい!』と興奮して叫んでいる私がいた」とその完成度に驚いたという。

公開された特報映像には、サイボーグ009の島村ジョーとデビルマンが登場。彼らを待ち構える、激しい戦いを彷彿とさせる場面が明らかになる。さらに後半では、ついに両者の対決シーンが描かれ、「生き残るのは誰だ!?」のメッセージとともに、拳をぶつけあう2人の姿が捉えられている。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。

『仮面ライダー』で知られる石ノ森氏の代表作『サイボーグ009』は、1964年より漫画誌『少年キング』(少年画報社)で連載。その後、各雑誌に30年以上も連載され、アニメ、映画などさまざまなメディアで展開された。009(ゼロゼロナイン)の島村ジョーをはじめとする、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが、悪の組織から改造手術を受けながらも組織を脱出し、世界から争いを無くすために戦う物語が描かれている。

一方の『デビルマン』は、1972年から漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され、『マジンガーZ』を手がけた永井氏の代表作。単行本の累計発行部数は1,000万部を記録し、連載と同年にTVアニメ化も果たした。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描き、多くの漫画家やアーティスト、クリエイターにも影響を与えている。


(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会