ダイハツ工業は18日、軽オープンスポーツカー「コペン」第3の意匠となる「コペン セロ」を発表し、都内で報道発表会を実施した。「コペン エクスプレイ」の上級グレード「コペン エクスプレイ S」とともに、18日から全国で販売開始される。

新型「コペン」第3のモデル「コペン セロ」は丸目のヘッドランプが特徴

新型「コペン」は新骨格構造「D-Frame」と内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」が特徴。「コペン ローブ」「コペン エクスプレイ」に続く第3のモデルは、「DRESS-FORMATION」実用化への始まりを表現すべく、「Circle」と「Zero」からの造語「CERO(セロ)」を車名に採用した。「コペン ローブ」と互換性を持ち、樹脂外板11パーツと灯火器類(ヘッドランプ / リヤコンビランプ)が交換可能な「着せ替えるクルマ」となる。

報道発表会でもフロントパーツの着せ替えが実演され、「コペン ローブ」が10分足らずで丸目の「コペン セロ」に。商品説明を行ったダイハツ工業技術本部長の上田亨氏によれば、「丸いヘッドランプやリヤコンビランプで『DRESS-FORMATION』の広がりを表現しています。『DRESS-FORMATION』の採用により、たとえばローブを購入したお客様が数年後、セロへデザインを替えることも可能となります」とのことだった。

「コペン ローブ」から「コペン セロ」への「DRESSパーツ」(外板パーツやライトなど)は、10月からフルセット35万円前後で販売予定。「その他、フロントパーツだけ、あるいはカラーだけの交換など、気軽にできるセットパーツも10~20万円での販売を検討しています。エクスプレイの『DRESSパーツ』も準備を進めており、東京オートサロンに出展したD-SPORT『ストリート仕様』を10月に発売予定です」と上田氏は説明した。

報道発表会で「DRESS-FORMATION」デモンストレーションも行われた

「コペン セロ」の商品説明を行ったダイハツ工業技術本部長の上田亨氏

3Dプリンターによる「DRESSパーツ」を装着した「コペン」も展示された

あわせて3Dプリンターによる「DRESSパーツ」を共同開発する「COPEN Effect Skin 3DP」プロジェクトも発表された。3Dプリンターメーカーのストラタシス・ジャパンが「DRESSパーツ」の製作を担当し、3DクリエイターとしてSUN JUNJIE(ソン・ジュンジェ)氏、アドバイザーとして根津孝太氏(znug design)も参画。バンパーやエンブレム周りを加飾する「Effect Skin」が開発され、市販化に向けた取組みもスタートしたという。

「新型コペンでは、『D-Frame』だからこそ実現した『DRESS-FORMATION』の可能性をさらに広げるため、今後もさまざまな取組みにチャレンジしていきます」と上田氏。他のメーカーからもライトウェイトスポーツが続々と発表される中、「環境や燃費が重要視される時期もあっただけに、ライトウェイトスポーツの市場が活気づくのは良いこと。その中でダイハツらしいコペンの価値を表現していきたい」と話していた。

ダイハツ「コペン セロ」では、メーカーオプションとして同車専用の「レッドインテリアパック」や、ダイハツ独自のラッピング工法による「Dラッピング(カーボン調成型PVC貼付)」なども設定されるとのこと。価格はCVT車が185万2,200円、MT車が187万3,800円(ともに税込。北海道地区の2WD車は1万800円高)となっている。

「コペン ローブ」から「コペン セロ」へ着せ替え実演の様子