タカラトミーはこのほど、同社が販売するダイキャスト製ミニカー「トミカ」が、2015年6月末日までに累計出荷台数6億台を達成する見込みであることを発表した。1970年の発売から約45年での達成となり、およそ2秒に1台売れている計算となる。

「タカラトミー キャンペーン オリジナルトミカ ランボルギーニ ヴェネーノ ロードスター」

6億台の「トミカ」をつなぎ合わせると、地球1周を超える長さになるという

「トミカ」は外国製のミニカーが全盛であった1970年当時、国産車ミニカーを求める声が高まっていたことを受け、「もっと身近な国産車のミニカーで遊んでもらいたい」との思いから誕生した。発売当初からパッケージの横幅は変わっておらず、実車をリアルに再現することを探求しながらも、子供の手のひらに収まるサイズにデフォルメしていることが特徴となっている。

「トミカ」単品は常時140台をラインナップしており、毎月第3土曜日を「トミカの発売日」として新商品を発売している。6億台達成となる今月は、「NO.78 スバル レヴォーグ」「NO.83 ヤンマー トラクター YT5113」などの新商品を6月20日から全国の玩具専門店、百貨店・量販店などの玩具売り場、トミカ専門店「トミカショップ」、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売する。

6億台達成を記念して、6月20日から抽選で1万名にオリジナルトミカ「ランボルギーニ ヴェネーノ ロードスター」(非売品)をプレゼントする「トミカ6億台突破記念! ありがとうキャンペーン」も実施。2015年2月に発売した「No.118 ランボルギーニ ヴェネーノ」が好評を博し、6億台達成のけん引役ともなったことを背景に、キャンペーンの賞品としてオープンタイプの同モデルのオリジナルトミカが企画された。