エヌ・アンド・シーはこのほど、「シティホテル・ビジネスホテルの利用と建設に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、1年以内にシティホテルまたはビジネスホテルに宿泊した全国の20歳~59歳のビジネスパーソン2,000人を対象に実施された。調査期間は5月12日~13日。

よく利用するビジネスホテル

まず、よく利用するビジネスホテルを聞いたところ、1位「東横イン」(39.6%)、2位「アパホテル」(23.3%)、3位「ホテルルートイン」(17.7%)、4位「スーパーホテル」(12.1%)、5位「サンルートホテル」「ドーミーイン」(各11.5%)となった。

ホテルを選ぶ際に重視する点を聞いたところ、「立地がよい」(54.0%)が最多となり、次いで「客室に清潔感がある」(40.5%)、「トイレ・バスに清潔感がある」(38.6%)、「朝食の無料サービスがある」(35.6%)、「予約が取りやすい」(30.2%)と続いた。

ホテルを選ぶ際に重視する点

「充実していると嬉しい施設・併設施設」については「大浴場・温泉」(48.3%)が最多で、以下「コンビニエンスストア・売店」(45.5%)、「飲食店」(26.6%)が後に続いた。「質が良いと嬉しい設備・アメニティーグッズ」に関しては、「シャンプー・コンディショナー・ボディソープ」(56.0%)が最も多く、次いで「バス・トイレ」(51.3%)、「ベッド」(45.1%)となった。

質が良いと嬉しい設備・アメニティグッズ

続いてホテルの予約について聞いたところ、全体の37.5%が最近予約が取りづらくなっていることに同意しており、"出張族"に限っては42.5%が「取りづらい」と回答。また、実際にホテルの予約が全く取れなかった経験のある人は全体で44.2%、"出張族"では48.0%だった。

「最近、ホテルの予約が取りづらくなっていると思いますか? 」