俳優の渡辺徹が、レギュラーを務める文化放送『渡辺徹 家族の時間』(月~金曜11:45~)の収録で、今月17日に75歳で亡くなった母・美江子さんとの思い出を語った。

亡くなった母との思い出を語った渡辺徹

この収録は、美江子さんが亡くなった5日後の今月22日に実施。渡辺は冒頭で「私事で恐縮ですが…」と前置きしながら、ゆっくり語りはじめ、「俺のファンの子も、俺を飛び越しておふくろに人生相談して、いまだに手紙や何かで付き合っているという、そういうおふくろでした」と、自身のファンと直接交流があったことを明かした。

そうした経緯もあり、葬儀には多くの花が届いたという。渡辺は「たった一人の息子で、俺にとってたった一人のおふくろだったけど、そうじゃないんだな、みんなのおふくろだったんだなと思いました」「みんなに愛されていたのだな…」と、その人柄をしみじみと振り返った。

このほかにも、美江子さんにまつわるエピソードなどを紹介。途中で喉を詰まらせる場面もあったが、リスナーに向けてしっかりとした言葉で伝え、「おふくろ、あなたの息子で本当に良かったです。ありがとう」と感謝の言葉を語った。この模様は、29日の番組で放送される。