映画「進撃の巨人」の主題歌を担当するSEKAI NO OWARI。

諫山創「進撃の巨人」を原作とする実写映画2部作の主題歌を、SEKAI NO OWARIが担当することが明らかになった。

実写映画「進撃の巨人」は、8月1日公開の前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」と、9月19日公開の後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD」の2部作で制作。主題歌は前編が「ANTI-HERO(アンタイヒーロー)」、後編が「SOS」にそれぞれ決定した。メンバー全員が原作の大ファンだというSEKAI NO OWARIは今回、世界中から上映のオファーが殺到するこの映画に合わせ、全編英語詞で新曲2曲を書き下ろした。

GorillazやKASABIANのプロデューサー・Dan the Automatorとアメリカにてレコーディングをした「ANTI-HERO」は、シングルCDとして7月29日に発売。「SOS」のリリースは未定だが、同曲のレコーディングにはSigur Rosのプロデューサー・Ken Thomasが参加している。2曲が映画をどう彩るのか期待しよう。

Fukase(SEKAI NO OWARI)コメント

「ANTI-HERO」作詞:Fukase/作曲:Nakajin

今回、映画 進撃の巨人のタイアップ用に書き下ろさせて頂いたANTI-HEROという楽曲のテーマは“悪役のラブソング”です。大切な人を守るときに、躊躇いたくない、世間の目なんか気にしたくない。という気持ちから書き始めました。

Saori(SEKAI NO OWARI)コメント

「SOS」作詞:Saori/作曲:Nakajin

戦いがテーマであるこの映画を見て、「誰かを守ることは自分を守ることと同じなんだ」という歌詞を書きました。映画の最後にこの曲を楽しんで頂けたら、嬉しいです。

三浦春馬コメント

SEKAI NO OWARIさんのこれまでとはまた違った世界観を持った楽曲で、「進撃の巨人」の内なるテーマが歌詞と、リズム・メロディーで絶妙に表現されています。聴けば聴くほど、不思議な魅力に取り憑かれるような中毒性のある素敵な楽曲だと感じました。

山内プロデューサーコメント

「生きる」ということの絶望と希望を歌い続けるSEKAI NO OWARIしか、本作の主題歌は無いと考え、オファーさせて頂きました。彼らが皆、原作の大ファンであったことも手伝って、快諾頂きました。
早い段階でメンバー全員に映像を観てもらい、前編、後編共に進撃らしい「企み」のある、素晴らしい楽曲を作っていただきました。
既存の映像という「壁」を破壊する映画「進撃の巨人」と、既存の音楽という「壁」を破壊するセカオワの楽曲のコラボレーション、是非ご期待ください。

実写映画「進撃の巨人」

原作:諫山創(講談社「別冊少年マガジン」連載中)
監督:樋口真嗣
特撮監督:尾上克郎
脚本:渡辺雄介、町山智浩
音楽:鷺巣詩郎
扮装統括:柘植伊佐夫
出演:三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼