JR四国は22日、夏の期間(7~9月)に運転する臨時列車などについて発表した。トロッコ列車やイベント列車、定期列車の車両増結を行うほか、寝台特急「サンライズ瀬戸」の高松~琴平間延長運転も実施される。

写真は東海道本線を走る寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」

寝台特急「サンライズ瀬戸」は285系を使用し、通常は東京~高松間で運転。東京~岡山間で「サンライズ出雲」と併結運転を行う。琴平駅までの延長運転は7~9月の約30日間、おもに週末と連休に実施。定期列車が7時27分に高松駅に到着した後、同駅を7時54分に発車し、多度津駅・善通寺駅に停車して琴平駅には8時51分に着く。

その他、週末や連休、夏休み期間を中心に、岡山~高松・琴平間で「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」、宇和島~窪川間で「しまんトロッコ」を運転。8月12~15日の特急「阿波踊り号」(徳島~伊予西条間)をはじめ、イベント開催に合わせた臨時列車も設定される。

岡山駅発着の特急「しおかぜ」は8月8~17日と9月19~23日、大半の列車が全区間8両編成での運転に。この影響で、高松駅発着の特急「いしづち」は多度津駅(下り)または宇多津駅(上り)で特急「しおかぜ」に乗換えとなる。また、8月7~17日・9月18~23日の「いしづち104号」、8月8~18日・9月19~24日の「いしづち103号」は新型車両8600系から一般型特急車両に変更して運転されるとのこと。