ノースリーブの出番が増えるようになると、気になるのはやっぱり二の腕……本格的なシーズン到来前に、しっかりと「出るところ」を引き締めておきたいですよね! 今回は、テレビでも活躍中のボディメイクトレーナー 佐久間健一さんに、二の腕を引き締めるエクササイズの方法を教えてもらいました。

可動域が小さい部位は脂肪がつきやすい!

肩や肘まわりなど、動く部分(可動域)が小さいところは脂肪がつきやすいそうです。頻繁に動かす部位である「指」が太ることはそんなにないわけですが、この考え方を二の腕にも適用したのがこのエクササイズです。

肩や肘まわりの可動域を広げ、脂肪をつきにくくするエクササイズです

ポイントは「ゆっくり」「お尻が地面につくぐらい」

まず、椅子に座り、座った状態から両腕で椅子を後ろ手で抑えたまま椅子から離れます。そして、椅子から離したお尻を、床につくかつかないかのスレスレのところまで、ゆっくりと下ろしていきます。

椅子に座り、両腕で椅子を後ろ手で押さえながら椅子から離れ、床につくかつかないかのスレスレのところまで)お尻を下ろします

お尻を床スレスレまで下ろしたら、今度はゆっくりと腕を伸ばしてお尻を引き上げます。

お尻を下ろしたら、今度はゆっくりと腕を伸ばしながらお尻を引き上げます

このエクササイズのポイントは、とにかくゆっくりと行うこと。筋力の増強が目的ではありませんので、「トレーニング」と混同しないようにしましょう。動作が速くなってしまうと、逆に肩まわりの筋肉が固くなってしまうので、逆効果となります。

最初はちょっと大変かもしれませんが、1日1分! 続けてみてください!

ポイントは「ゆっくり」「お尻が地面につくぐらい」です! 動きを速くすると逆効果なので注意!

教えてくれたのは……

ボディメイクトレーナー 佐久間 健一さん

年間4,000件以上のボディメイク実績のほか、ファッション誌のエクササイズ監修などを多数こなす。また、テレビ番組の企画監修や海外(フランス、パリ)でのモデルボディメイク指導なども行っている。


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