謎解きRPGアイドル・ラストクエスチョンが16日、東京・渋谷の道玄坂ヒミツキチラボにてインタラクティブライブVOL.1「暗闇からあの子を救い出せ!」を行った。

ラストクエスチョン

インタラクティブライブとは、ストーリー仕立ての観客参加型コンサートのことで、ステージ上に設置されたスクリーンに投影される文字情報や映像によって表現されるストーリーが、参加者たちの意思をリアルタイムに取り込みながら、音楽とともに目まぐるしく変化。この日のライブでは、『ライブラボ』が開発したイベント中の「観客の腕振り」をリアルタイムに追跡する仕組みを使い、そのデータをインプットして、「謎解き」と「ライブ」での演出に反映させた。

今回の謎解きは、悪の総帥ワイ・ピカデリーの妨害により、光を奪われてライブが中断してしまったラストクエスチョンと観客が、ライブを再開するために光を取り戻すというもの。まずは"光を取り戻すために必要な腕輪の手がかりはゲートの先にある"という謎に、真っ暗闇な会場の中をラストクエスチョンと観客が協力し合って手がかりを探し、“闇から音を取ると門になる”ということから、真っ暗闇な会場で流れていた音を消して正解を導き出した。

また、手に入れた腕輪でスクリーンに映し出された闇を削るために、観客は腕輪の付いた腕を懸命に振ると、その腕輪と連動したポイントがスクリーン上の闇をすべて削り、光を取り戻してライブを再開するという、最新技術と謎解きを融合した、普通のアイドルとはひと味違う観客参加型のライブパフォーマンスで観客を魅了した。

ラストクエスチョンは、参加型イベント「リアル脱出ゲーム」を作っているSCRAPが有する"謎解き"と"PRGゲーム"をコンセプトにした謎解きRPGアイドルで、謎を解かないとライブができないほどの観客参加型ライブパフォーマンスを多く開催。この日は、ラストクエスチョン主催の新イベント『ラストクエスチョン MYSTERY MUSIC FESTIVAL』の開催や、8月にニューシングルが発売、9月に同シングルのリリースを記念した大規模ワンマンライブの開催が発表されるなど、今後の活動に注目したい。