広島空港にて4月14日20時05分、アシアナ航空(本社: 韓国・ソウル)のOZ162便(仁川空港発広島行き・HL7762・A320型機)が着陸中に滑走路を離脱する事故が発生した。

該当機には乗客73人、および乗員8人(運航乗務員2人・キャビン乗務員5人・整備士1人)が搭乗。乗客の国籍は、日本国籍46人・中国国籍9人・韓国国籍8人・カナダ国籍2人・アメリカ国籍2人・スウェーデン国籍2人・フィリピン国籍1人・ロシア国籍1人・ベトナム国籍1人・シンガポール国籍・1人だった。4月15日00時36分の同社の発表では、軽症者18人は4カ所の病院で診察を受け、そのほかの乗客は帰宅したという。

この事故により、広島空港に向かっていたJALやANAの便にも引き換えしや目的地の変更などの影響が出ており、現在、広島空港発着便は15日の午前中の便を中心に欠航されている。

該当機のA320型機は2007年8月30日に製造され、同年の10月16日に導入されていた。同社は航空業界の調査や格付けを行う英国・スカイトラックス社から、800を超えるカテゴリーにおいて利用者が「5つ星レベル」のサービスを体感できる航空会社にのみ与えられる「5スター」に2015年認定されていた。