ソニーは6日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の大口径単焦点レンズ「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」(SEL35F14Z)を発表した。6月に発売し、価格は220,000円(税別)。

「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」(SEL35F14Z)

焦点距離35mmの大口径単焦点レンズ。35mmフルサイズ対応のFEレンズで、独自の高度非球面AAレンズ×1枚を含む非球面レンズ3枚により、画面中心からシャープな描写を提供する。ZEISS「T*コーティング」仕様なので、フレアやゴーストを抑えた高コントラストな描写も楽しめる。

新開発のダイレクトドライブSSMを搭載することで、フォーカスは静粛性に優れ精度も高い。また、絞りリングのクリック感のオンオフを切り替え可能で、静止画や動画の撮影に合わせて切り替えると効果的としている。防塵・防滴に配慮した設計もなされている。

主な仕様は、焦点距離が35mm、レンズ構成が8群12枚、開放絞りがF1.4、最小絞りがF16、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.18倍。画角は35mm判で63度、APS-Cで44度。最短撮影距離は0.3m。フィルター径は72mm。本体サイズは最大径が78.5mm、長さが112mm、重量は約630g。花形バヨネット式のレンズフードとレンズフロントキャップ、レンズリアキャップが付属する。