KDDI、沖縄セルラーは、LTE通信の「au 4G LTE」において、下り最大225Mbpsの高速データ通信サービスを今夏をメドに提供する。一部エリアから順次利用可能にする。また、同サービスの提供にあわせて、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」にも対応したスマートフォンも順次発売する。

下り最大225Mbpsの通信サービスは、LTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術「キャリアアグリゲーション」(以下、CA)を活用したもの。CAは複数の周波数帯で同時にLTEデータ通信を行い、受信したデータを足し合わせることで、高速通信を可能にする。現行は下り最大150Mbpsだが、今夏から下り最大225Mbpsに大幅に引き上げられる。

なお、KDDI傘下のUQコミュニケーションズでは、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」サービスを2月より、一部のエリアを対象に提供。KDDIでは、今後、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」と下り最大225Mbps「au 4G LTE」の2つのネットワークから、環境に応じて自動接続可能な対応スマートフォンをリリースしていく。