ライフネット生命保険はこのたび、従来の「新卒採用」枠を「定期育成採用」に、「中途採用」枠を「通年即戦力採用」に変更し、新たな枠組みで採用活動を開始したと発表した。また、定期育成採用サイトと採用アプリ「Recruit News」もリリースし、インターネットを有効活用し、就職活動に有用な情報を提供するとしている。

「新卒採用」から「定期育成採用」へ枠組みを変更

このたび同社は、「新卒採用」の既成概念にとらわれずに、「定期育成採用」という新しい採用活動を始め、採用サイトで募集要項を公開した。「学問を妨げず、もっとも適したタイミングを選択のうえ、応募してほしい」という採用方針のもと、採用選考を複数回実施するという。また、定期育成採用の応募資格は「30歳未満であること」のみとし、学生はもちろん、既卒者やフリーターも応募できるという。なお、30歳未満の人でも、特定の分野で専門性を生かした働き方を希望する場合は、「通年即戦力採用」の募集職種への応募が可能。

定期育成採用サイト

定期育成採用サイトをリニューアル。今年度は「重い課題」のお題を一般公募

リニューアルした定期育成採用サイトでは、就職活動に有用な情報を年間を通じて発信することに加え、対象の人々と双方向に接する機会をこれまで以上に設けるため、意見を募集する投稿コンテンツを開設した。その一環として、今年度は「重い課題」のお題を一般公募するという。同社の選考は、「考えるプロセスそのものを問う」ことを目的とし、字数無制限の論文「重い課題」を提出してもらうことから始まる。その「重い課題」のお題を募集し、実際に同社の採用課題として出題する予定だという。

採用アプリ「Recruit News」をリリース

定期育成採用では、就職活動ナビサイトでの情報発信およびエントリー受付を行わないという。すべての情報は、同社育成採用サイトと採用アプリ「Recruit News」を通じて発信するとしている。アプリ「Recruit News」は、就職活動というライフステージにある人と同社のより良い関係を築くための懸け橋と位置づけており、採用関連イベント情報や、採用担当者やファウンダ-のホンネなど、アプリ限定の「就活に効く情報」を発信するという。

これにとどまらず、今後も既成概念に捉われないライフネット生命らしい採用のかたちを目指し、挑戦していくとしている。