日本交通文化協会は4月3日~4月9日、JR原宿駅(東京都渋谷区)のホーム前にて、パスワード強化を訴求するポスターを展示する。

JR原宿駅で「パスワード ― もっと強くキミを守りたい ―」をテーマにポスターを展示

今回のポスターは、同協会が情報処理推進機構と共催する第44回「原宿ファッションジョイボード文化展」として、ネットサービスでの不正ログインの被害を防ぐ取り組みとして展示される。テーマは「パスワード ― もっと強くキミを守りたい ―」。

「原宿ファッションジョイボード文化展」は、1979年12月から春と秋の年2回開催されている。JR原宿駅のホーム沿いに設置されている大型看板全面を1週間限定で貸し切り、1つの社会的・文化的メッセージのあるポスターを展示するものとなっている。

今回は、スマートフォンやタブレットの急速な普及やサービスの拡大に伴って発生している不正ログイン・不正送金などの被害について、若い世代の人が多く訪れる原宿駅で開催される同展を通じ、若い世代の理解促進を目指すという。

17面ある展示スペースのボードのうち、タイトルボードなど2面を除く15面で具体的なメッセージを発信する。メッセージは各1コマ(面)完結で、高校生の男女による計15シーンの恋愛ストーリー風のマンガで構成。各シーンにおいて、パスワードは「長く」「複雑に」「使い回さない」といったパスワードを強化するメッセージを伝える内容となっている。

なお、文化展終了後~10月8日には、1面を除く16面が原宿駅の外側に向けて掲示されるとのこと。