マウスコンピューターは1日、Windows 8.1搭載のスティック型PC「m-Stick」の新モデルとして、筐体にファンを設置した「MS-PS01F」を発表した。4月下旬の発売を予定し、価格は20,800円。
「m-Stick」は、スティック型の小型軽量PC。OSにWindows 8.1 with Bing 32bitを採用し、HDMI端子を備えた液晶テレビやPC用ディスプレイに接続することで、Windows PCとして利用できる。
新モデルの「m-Stick MS-PS01F」では、CPU冷却用のファンを搭載するために新たに筐体を作成。ファンがある分、厚さをはじめとして筐体のサイズは大きくなるが、ファンでの冷却によって、高負荷、高温環境下での性能が向上するという。なお、販売中のファンレスモデル「m-Stick MS-NH1」はそのまま販売を継続し、用途に合わせてファンレスとファン搭載モデルを選択できるようになる。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)など。インタフェースはSDHC/SDX対応のmicroSDカードスロット、USB 2.0、HDMIなどを備える。通信機能はIEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE。
本体サイズはW125×D37.6×H14mm、重量は約61g。USB-ACアダプタ、電源供給用USBケーブル、HDMI延長ケーブルなどが付属する。