日本にも根強いファンが多い「クリスピー・クリーム・ドーナツ」のドーナツでカロリーランキングを作成してみた

アメリカ生まれで、日本でも2006年から味わえるようになった「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。ふんわり柔らかいドーナツ生地の表面をグレーズ(シュガー)でコーティングした「オリジナル・グレーズド」をはじめ、10種類以上のドーナツを販売。都内近郊を中心に、名古屋や大阪などにも店舗展開し、各地に同店のファンを増やしていっている。

ただ、ドーナツは揚げる際に大量の油を使用するし、「オリジナル・グレーズド」のように砂糖をふんだんに用いているものも少なくない。1個ならばまだしも、そのおいしさから一度に2個、3個とパクパク食べ進めてしまうと、思わぬハイカロリーにつながる可能性もある。

そこで、実際に1個(1食)あたりのドーナツからどれだけのカロリーを摂取しているかを知るべく、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の各メニューを調べ、カロリーが高いトップ5をまとめてみたので参考にしてみてほしい。なお、各ドーナツのカロリーは「クリスピー・クリーム・ドーナツ 栄養情報」を参考にしており、2015年3月時点でメニュー情報に記載されているものを対象とした。


1位:「ドーナツアイス 抹茶&アズキ」(422kcal)

2位:「キャラメル イースター」(372kcal)

3位:「オールドファッション チョコレート」(371kcal)

4位:「キャラメル ダブル ナッツ」(345kcal)

5位:「ドーナツアイス キャラメル&ヨーグルト」(344kcal)


温めた「オリジナル・グレーズド」の上に抹茶アイスや粒あん、抹茶のチョコソースなどを乗せた「ドーナツアイス 抹茶&アズキ」が、唯一の400kcal台で1位となった。「ドーナツアイスシリーズ」は5位にもランクインしており、ドーナツの上にぜいたくに盛られたアイスがカロリーを底上げしているようだ。

2位には、プリン味のチョコやオレンジソースを用いて描かれたひよこが何ともかわいい「キャラメル イースター」が入った。ちなみに、看板商品の「オリジナル・グレーズド」は220kcalだった。

五訂増補日本食品標準成分表によると、「即席中華めん」(油揚げ味付け)の可食部100gあたりのカロリーは445kcalとされている。一般的に販売されているカップラーメンは、可食部が100g以下のものが普通で、スープやかやくなどのカロリーも高くないケースが多い。そのため、「ドーナツアイス 抹茶&アズキ」のカロリーは、カップラーメン1個分と同等かそれ以上と言ってもよさそうだ。また、「ハンバーグ」は同条件で223kcalとなっていることから、5位までのすべてのドーナツは150gのハンバーグ以上のカロリーを含んでいることになる。

外回りの営業時やショッピング時などに一息つこうと同店に入り、ドリンクだけを頼むつもりが、ついついドーナツにも手を伸ばしてしまうことは誰にでも起こりうることだろう。その際は、その後の食事の栄養バランスに気をつけつつ、いつもよりややカロリーを抑え目にしてみてはいかがだろうか。

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