ハイアールアジアは3月19日、新たな研究開発拠点となる「ハイアールアジアR&D」を埼玉県熊谷市に設立した。同社の100%子会社であるハイアールアジアR&D社が白物家電製品の基礎研究や企画、デザインを行うほか、ハイアールグループが海外で展開する開発拠点との連携を強化するねらいもある。

新拠点となるハイアールアジアR&D。左手の建物(事務棟)には「Haier」、右手の建物(実験棟)には「AQUA」の文字がうかがえる

新拠点となるハイアールアジアR&Dでは、国内のハイアールグループで調査研究・企画開発事業を手がけるハイアールアジアR&D社が、冷蔵庫を中心とした白物家電製品の研究開発、企画、デザイン、設計を行う。世界5カ国で展開する研究・開発拠点との連携を強化するとともに、共同研究・開発を中心としたオープンイノベーションの実現を目指す。