骨盤矯正ストレッチを学ぶ - 筋肉を柔軟にすることが歪みにくい身体を作る

整体師のりょうです。骨盤はある日突然ゆがむのではなく、周辺の筋肉が硬くなることで徐々に進行していきます。だから骨盤周りをいつも柔軟にしておくことがとても大切なのです。

5回目の今回は、私が考案した「骨盤矯正の極み」をお伝えしますのでぜひお試しください。

身体が硬くなるからゆがむ

骨盤も背骨も筋肉で囲まれています。これら骨格というのは、前後・左右・上下の筋肉バランスが保たれることで今の身体が維持できています。

「生活習慣=クセ」ということをこれまでに書いてきましたが、もし、右側の筋肉をよく使い、左側をあまり使わないクセがあるとしたらどうでしょう? バランスが崩れて骨が傾くことは容易に想像できますよね。

「電車で立っているときはどちらか片方の足に重心が乗っている」「カバンはいつも同じ側の肩にかける」などもクセに該当します。日常のささいなことから、自分自身でゆがみを作りだしているわけです。使った身体は、その日のうちに"ニュートラル"に戻すよう心がけましょう。

一石五鳥くらい効果があるストレッチを紹介

では「骨盤矯正の極み」をご紹介しましょう。まず写真のように横向きに寝転んでください。写真では、左手を枕にしています。

楽に横向きに寝転び、左手を枕にする

右足の膝を曲げたまま、太ももをおなかに近づけます

右手を後ろへ動かすと、走っているような格好になります

ここからスタートです。上の写真がスタートポジションとして、ここからリズミカルに動かしていきましょう。ただし息を吐きながらゆっくり行ってくださいね。「足は後ろへ、手は前へ」を同時に行います。写真を連続してご覧ください。

右足は後ろへ、右手は前へ

息を吐きながら徐々に伸びていきます

身体を開くように、伸びる意識を持ちましょう

この段階で、スタートポジションから見ると折り返し地点です。右足が後ろへ行っていますよね。膝は曲げたままで伸ばす必要はありません。このときに意識してほしいのが骨盤です。右側のお尻辺りがギューっとなればOKです。そして、右太ももの前側が伸ばされる感じになったり、おなかの中側がギューっとなったりすればさらに良い感じです。

これはインナーマッスルと呼ばれるところなのですが、大腰筋や腸骨筋のストレッチにもなります。右腕は頭の上まで上がっています。大きく伸びるように意識してください。

そしてここからまたスタートポジションに戻っていきますが、速度を速くする必要はありません。息を吸いながらゆっくりでいいので、どこの筋肉や関節が動いているかしっかり意識をしてください。

息を吸いながらゆっくり戻っていきます

最初の位置に戻りました

これでスタートポジションに戻りました。右腕は後ろへ動かすことで胸を開くようなイメージ、右太ももは胸に付くくらいまで意識してください。お尻が伸びるように感じればOKです。この動きを1回とカウントして、計10回行いましょう。右側が終わりましたら、同様に左側も行ってください。

筋肉を柔軟にすることが大切

骨盤や背骨のゆがみというのは、最初に骨がゆがんで生じたものではなく、筋肉バランスの変化によって骨がひっぱられてゆがむのです。言い換えれば、ゆがみは「結果」であり「原因」ではないのです。だから、不調の原因は骨盤のゆがみではなく、筋肉のゆがみだということを知ると、「筋肉を柔軟にすること」が一番の改善策ということになります。固まる前に身体をリセットしてくださいね。

著者プロフィール

鮎川 良
奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計240万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。

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