生田斗真主演で制作が発表されていた、小説家・伊坂幸太郎原作の映画『グラスホッパー』の公開日が11月7日に決定したことが6日、明らかになった。俳優の浅野忠信、Hey! Say! JUMPの山田涼介らの出演も決定している。

映画『グラスホッパー』のビジュアルイメージ

原作は、120万部を突破した伊坂による同名小説。愛する恋人の復讐を誓う元教師・鈴木役を生田。自殺専門の殺し屋・鯨役を浅野。驚異的な身体能力を持つ若き殺し屋・蝉を山田が演じる。メガホンを取るのは、生田が主演した『脳男』(2013年)では骨太な演出力で、ヒットを打ち出した瀧本智行監督。さらに脚本は、高倉健最後の主演作『あなたへ』(2012年)で第36回日本アカデミー脚本賞優秀賞を受賞した、青島武氏が務める。

ハロウィンの夜に起きた事故で恋人を失った鈴木(生田)。事故の首謀者に復讐することを誓った彼だったが、その仇を"押し屋"と呼ばれる殺し屋に殺されてしまう。一方、組織の依頼でハロウィン事件の真相を知る新聞記者を自殺に追い込んだ鯨(浅野)は、事故現場で誰かの手が男の背を押すのを偶然目にする。そして、その鯨を消すよう組織から依頼された蝉(山田)。3人は、それぞれの思いを抱えながら、全てを清算するため、組織のアジトへむかう。

(c)2015「グラスホッパー」製作委員会