小池栄子、マルチな活躍のジレンマ「器用と言われるのがすごく嫌だった」

  [2015/03/06]

女優の小池栄子が6日、NHKの情報番組『あさイチ』(平日8:15~)に生出演し、「器用と言われるのがすごく嫌でした」と自身のコンプレックスを明かした。

女優の小池栄子

女優を目指して芸能界入りしながらも、デビューしてからはグラビアアイドルやバラエティタレントとしての印象が強かった小池。その後、演技の仕事も増え始め、今ではNHK連続テレビ小説『マッサン』に出演するなど、すっかり女優業のイメージも定着した。

幅広い仕事をこなしてきた経歴から「器用」と見られることが多いが、本音は「器用と言われるのがすごく嫌でした」。「これといって秀でているものがないような気がして」というのが理由で、「今は思わないですけど、昔はコンプレックス」だったという。

人気グラビアアイドルを数多く輩出する事務所に所属し、「脱がない女優」路線で芸能活動をスタートするも、「1年ぐらいはオーディションに落ちてばかり」。そこからグラビアをはじめ、バラエティへの出演に繋がっていく。

そんな中、2005年に舞い込んできたのがドラマ『大奥~華の乱~』(フジテレビ系)の出演。「バラエティをがっつりやらせていただいている時期で、まさかそんなオファーが来るとは思わなかった」と本人にとっても驚きの抜てきだったが、ここでの経験が女優との向き合い方に変化を与える。

現場入りする前に芝居のテストが行われ、「『こんな感じだろう』と芝居に関してなめている部分がありました」と小池。監督はそんな小池を見抜き、「小手先の芝居をするな!」「見せかけの傷ついたふりをした芝居をするな!」と叱った。ここで小池は、「そつなくこなすことで仕事に対してどこかでなまけてていいんじゃないかと」と自分を反省。「『ちゃんと真摯に向き合え』と教えてくださった」「変わりました。やっぱり人は叱られた方がいい」と職業観が変わるきっかけになった。

今、周囲から言われてうれしいのは、芝居に関して「代わりはいませんよね」など"特別な言葉"をかけられること。それでも小池は、グラビアやバラエティについて、「今でも好きですし、やってよかったなと」と語り、「どの仕事も全力でやってきました」と胸を張る。

最近では芝居に関して「柔軟性がある」「勘がいい」と褒められることも増えた。小池は、「それはグラビアやバラエティの現場で教わったこと」と分析し、「今こうして時間が経ってお芝居のオファーが来るのはすごくうれしいことですけど、やっぱりグラビアやバラエティとがっつり向き合った時間がなかったら考えられないです」と断言する。

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