中学に進学すれば、ちょっと大人になった気分。勉学に励みつつも、恋も……。そんな期待を胸に中学生活をスタートさせた思い出のある人も多いに違いない。しかしもう1つ大事なものがある。部活だ。今回はマイナビニュース会員の女性400名に、中学生時代に所属していた部活動について教えてもらった。

女子中学生時代、何の部活でしたか?

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Q.中学生時代に所属していた部活動を教えてください(帰宅部を除く)
1位 吹奏楽部 14.5%
2位 軟式テニス部 14.0%
3位 バドミントン部 6.8%

Q.その部活動ならではのルールや苦労、得をしたことなどがあれば教えてください。
■吹奏楽部
・「文化部なのに筋力トレーニングやジョギングがあって、つらかった」(31歳 / 商社・卸 / 秘書・アシスタント職)
・「上下関係に苦労した。初めての先輩後輩の関係、文化部にも関わらず体育会系の風習にはなかなかなれることができなかった」(24歳 / 学生)
・「楽譜が読めるし、楽器が吹けるので趣味の幅が広がった。女性社会なので気苦労が絶えず、楽しいこと以上に辛い思い出が多い」(24歳 / その他)
・「先輩に会ったらあいさつは必ずする。人間関係が大事だから、こじれると60人くらいで全体ミーティングする」(28歳 / 小売店 / 販売職・サービス系)
・「サックスだったので、リードの代金が地味に痛かった。得したことは特にない」(30歳 / 金融・証券 / 秘書・アシスタント職)

■軟式テニス部
・「一生分焼けた」(27歳 / 食品・飲料 / 技術職)
・「人気の部活で入部生が多すぎて、コートが使えず、陸上部なみにひたすら走った」(26歳 / 情報・IT / 営業職)
・「脚がスコートの下から真っ黒に焼けてしまうので、夏季練習が終わるとポッキーのようになってしまう」(34歳 / アパレル・繊維 / クリエイティブ職)
・「ボールが1つでも残っていたら連帯責任でマラソン。スカートがユニホームなのでかわいかった」(25歳 / その他)
・「先輩の人数分あいさつをしないといけない」(33歳 / 小売店 / 販売職・サービス系)

■バドミントン部
・「とにかく体力作りが辛くて、夏でやめました」(42歳 / その他)
・「体育館を閉めきるため夏はサウナ状態でめちゃくちゃ暑い」(24歳 / 情報・IT)
・「風が大敵なので、夏でも体育館の窓を締め切らなければならない。暑くて辛かった」(26歳 / 金属・鉄鋼・化学 / 技術職)
・「体育館の中で活動するけれど、少しの風でも羽根に影響がでるから、体育館の窓は全部締め切って活動していました。夏は死ぬほど暑かった記憶があります」(30歳 / 医薬品・化粧品 / 事務系専門職)
・「思ったよりすごい運動量で痩せた」(33歳 / その他 / 秘書・アシスタント職)

■総評
帰宅部を除くと、所属していた部活動の1位は「吹奏楽部」となった。男性編ではランクインしていなかったこの部活。女性ならではの結果と言えそうだ。音楽が好きな人や得意な人が多く入部する一方で、入ってみると「結構体育会系」「文化部なのに筋力トレーニングやジョギングがあって、つらかった」など、意外と体力が必要なギャップに驚いた人も多いようだ。

2位は「軟式テニス部」で、「一生分焼けた」「脚がスコートの下から真っ黒に焼けてしまうので、夏季練習が終わるとポッキーのようになってしまう」という回答からもわかるように、日焼けは避けて通れない道のよう。また、ユニホームのかわいらしさが印象に残っている人も多く見られた。

3位の「バドミントン部」では、とにかく「暑い」という回答が大多数! 繊細な羽根を扱う室内競技のため、風が入ると命取り。閉め切った体育館の暑さに苦しんだ人が多かったが、一方で「痩せた」という人もまた多かった。ハードなバドミントンはダイエットに良いのかも!?

また、全体的に見ると、「上下関係が厳しかった」「先輩が怖い」「すごくドロドロしていた」など、人間関係に悩んだ人が部活を問わず多く見られた。悩み多い思春期の女子が集まる部活動。大変なのは練習だけではなさそうだ。

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調査時期: 2014年11月17日~2014年11月26日
調査対象: マイナビニュース会員 女性限定
調査数: 400名
調査方法: インターネットログイン式アンケート