引っ越し侍は27日、「引っ越し時の荷造り」に関する調査結果を発表した。調査期間は2014年12月~2015年1月、対象は同サイトを利用し実際に引っ越しをした人。有効回答件数は2,888件。

9割が「自分で荷造り」を行う

「引っ越し時、荷造りは自分で行ったか」という問いに対し、94%が「自分で行った」と回答。引っ越し業者に依頼したという人は6%にとどまった。

「引越し時、荷造りは自分でおこなったか」

「自分で荷造りをした理由」は、「自分でできることはして、価格も安く抑えたかったから」(30代・女性)、「自分で整理することで、不要なものの処分や雑多な日常生活品の整理ができる」(20代・女性)、「プライバシー保護のため」(30代・女性)、「荷造りする量があまり多くなかったため」(40代・男性)であった。

「引っ越し業者に依頼した理由」は、「小さい子供がいる上に共働きで、荷造りの時間がないため」(30代・女性)、「できる限りは自分でやったけど、間に合わなかった分を頼んだ」(40代・女性)、「高齢のため、重い荷物を持ち運ぶことが難しかった」(60代以上・男性)などであった。

荷造り時のダンボールについて、「予想していた個数」と、「実際に必要となった個数」を尋ねたところ、「全体」「単身」「家族」いずれも、予想していたよりも実際の方が多くなる結果に。

「荷造り時のダンボール数」

「引っ越し業者さんからダンボールを頂くときに、こんなにいらないと思うと伝えたが、きっといりますよ! とすすめられてもらっていたので良かった!」(30代・女性)、「荷物や物が多すぎることが分かった。なかなか捨てられず多くなってしまった」(50代以上・男性)という声が寄せられた。

「荷造りにかかった日数」の全体平均は6.4日、「単身」は4.9日、「家族」は8.0日となった。単身引っ越しを男女別に見ると、女性は5.3日、男性は4.2日と、男性よりも女性の方が、約1日多くなった。

「荷造りにかかった日数」