ピーアンドディコンサルティングは3月13日、JR・東武 川越駅西口(埼玉県川越市)に建設中の「ウェスタ川越」内に商業施設「UNICUS(ウニクス)川越」を開業する。

「UNICUS川越」完成予想図

「ウェスタ川越」は、多目的ホールや創業支援ルーム、子育て支援センターなどの公共施設を含む複合施設。同施設内に開業する「UNICUS川越」は、埼玉県と川越市の共同プロジェクト「埼玉西部地域振興ふれあい拠点 施設整備事業」の一環で、近隣の賑(にぎ)わいを担う「民間賑わい施設」として2011年に公募選定された。

公共施設と連携した地域振興イベントや地域の特産品販売、幼稚園や保育園の発表などを官民一体となってUNICUS川越内「にぎわい広場」で開催。地域密着型の新しいスタイルのコミュニティを目指すとのことだ。

UNICUS川越には、認可保育園(定員80人)や郵便局、予防医療センター・クリニックや各種カルチャー教室等を誘致。また、ドラッグストア、生活雑貨店、家電量販店、ファッション・雑貨店、ブックアンドカフェも出店する。隣接する公共サービスと合わせて、街区全体で「便利でワクワクできる」ようなテナント構成を目指しているという。

また、スーパーマーケット「ヤオコー」のほか、個性的な商品を取り扱う「北野エース」の出店により食生活を提案する。三越伊勢丹が運営する「エムアイプラザ」も出店し、百貨店ならではの上質なファッション・雑貨等の提案に加え、食品も豊富に展開するとのこと。

ほかにも、イベントの核となる「ウニクス川越にぎわいマルシェ」(仮称)を定期的に開催するなど、年間を通じて地域密着のイベントを行っていくという。