遠見岬神社での展示

千葉県勝浦市の遠見岬神社、覚翁寺山門前、墨名交差点、勝浦市芸術文化交流センター・キュステなど市内各所で、2万5,000体以上のひな人形が飾られる「かつうらビッグひな祭り2015」が行われる。開催期間は2月20日~3月3日。

遠見岬神社の石段に1,200体が並ぶ圧巻の姿

同イベントは、徳島県勝浦町からおよそ7,000体のひな人形を里子として譲り受け、2001年から実施されるようになったもの。期間中は、遠見岬(とみさき)神社の60段におよぶ石段に1,200体ものひな人形が飾られ、夜間はライトアップされた姿を見ることができる。

また、覚翁寺(かくおうじ)山門前には10段飾りのひな段に600体を、墨名(とな)交差点では9時~17時(土日は18時30分)まで800体を展示。そのほか、日本最大の享保雛、御殿雛、平飾り雛、木目込雛、吊るし飾り、掛け軸などの貴重なものも登場。

さらに、中央保育所による手作り雛人形など、さまざまなひな人形の展示とともに、商工会では竹飾り、吊るし飾り、勝浦朝市の各店舗でひな人形が飾られるなど、町がひな祭り一色の雰囲気となる。

なお、2月21日には子どもたちが稚児姿で中央商店街を練り歩く「子供のひな行列」、2月22日には市内舞踊団体が市立図書館前から墨名交差点まで踊り歩く「踊りのパレード」を開催。2月21日、22日、28日、3月1日、3日には「~きもので楽しむ~ひな祭り女子茶会」、2月20日から3月3日には、ひな人形作りの体験が出来る「かつうら雛づくり」が行われる。