JR東日本・JR西日本はこのほど、北陸新幹線の指定席発売状況について発表した。3月14日の長野~金沢間開業を前に、2月14日10時から指定席の販売が開始されている。

北陸新幹線金沢駅に停車中のW7系(2月5日の試乗会にて撮影)

北陸新幹線金沢駅を発車する東京方面の初列車は、同駅6時0分発の東京行「かがやき500号」。W7系またはE7系を使用する12両編成で、座席数934席(グランクラス18席、グリーン車63席、普通車指定席853席)が用意されたが、3月14日の列車は発売から約25秒で完売したという。同駅6時11分発の東京行「はくたか552号」も、普通車自由席(335席)を除く599席が発売から約1分30秒で完売した。

東京駅発の初列車も、同駅6時16分発の金沢行「かがやき501号」が発売から約25秒、同駅6時28分発の金沢行「はくたか551号」が発売から約55秒で指定席はすべて完売に。長野駅を6時11分に発車する金沢行「はくたか591号」も、発売から約7分50秒で指定席はすべて完売となっている。

北陸新幹線では、「かがやき」「はくたか」の他に、富山~金沢間シャトルタイプ「つるぎ」、現長野新幹線タイプ「あさま」も運転。「つるぎ」はW7系またはE7系を使用し、12両編成のうち1~7号車とグリーン車の11号車のみ乗車できる。初列車は富山駅6時12分発の金沢行「つるぎ701号」、金沢駅6時47分発の富山行「つるぎ700号」とされている。