全米オープニング1位に輝いたリドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』(公開中)で、モーゼとラムセスを演じたクリスチャン・ベールとジョエル・エドガートンの特別映像がこのほど、公開された。

左からクリスチャン・ベール、ジョエル・エドガートン、リドリー・スコット監督

本作の舞台は紀元前1300年、栄華を誇る王国エジプト。その王家の養子として育てられたモーゼは、兄弟同然に育てられたエジプトの王ラムセスに反旗を翻し、ヘブライの民40万人を救うため、"約束の地"を求める旅に出る。

最大の戦闘シーンでは、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が一堂に会し、カメラが17台が使用されるほどのスケールで撮影したという本作。このたび公開された特別映像で、ベールとエドガートンは、撮影で一番楽しかったのは"戦闘シーン"だと明かし、「8歳児に戻ってはしゃいでしまう」「ヒーローの気分を味わえる」とそれぞれ語る。続けて、ベールは「ヤバイ、腰をやっちゃった。この後の撮影どうしよう」とピンチがあったことを告白した。

さらに、エドガートンも「これが何時間も続くかと思うと、歴史上の戦いの過酷さがわかる」とコメント。そして、「本作では壮大な戦いが描かれているが単なるアクションシーンではない。リドリーが作り上げたのは壮大なスケールで描くヒューマンドラマだ」と分析すると、ベールも「この作品の究極の目標は、見る人の感情に訴え心を揺さぶることだ。何かを感じてもらえなければ意味がないんだ」と物語の要素としてのアクションであることに言及した。

本作では、細部まで忠実に再現したリアリティに加え、最新の視覚効果と3D技術を駆使し、語り継がれてきた奇跡の映像化を実現。古代エジプトの壮大な風景、強大なエジプト軍との熾烈なバトル、猛威を振るう"10の奇跡"といったスペクタクルシーンがよみがえる。


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