出光興産は3日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。それによると、2015年3月期(2014年4月1日~2015年3月31日)の連結業績予想について、従来の300億円の黒字から980億円の赤字に下方修正した。

2015年3月期の連結業績予想(2014年4月1日~2015年3月31日)(出典:出光興産Webサイト)

最終赤字となるのは2005年3月期以来10年ぶりで、2006年の上場後初となる。原油価格の下落により在庫評価損が増加したほか、石油製品および石油化学製品の一時的なマージン縮小などにより、営業利益ならびに経常利益が減益となる見通しだ。

売上高予想は従来の5兆円から4兆5,400億円に、営業利益予想は670億円の黒字から1,200億円の赤字に、経常利益予想は710億円の黒字から1,220億円の赤字にそれぞれ下方修正した。

併せて2015年3月期の連結決算において、減損損失約267億円を特別損失として計上すると発表。豪州の石炭事業で約162億円、英・ノルウェー領北海の石油探鉱・開発事業で約105億円の減損損失を計上した。

2015年3月期第3四半期(2014年4月1日~12月31日)決算は、売上高が前年同期比2.2%減の3兆5,784億円、営業利益が407億円の赤字、経常利益が421億円の赤字、純利益が566億円の赤字となった。