アユートは、Astell&Kernブランドのハイエンド・ネットワークオーディオプレーヤー「AK500N」の受注を2月13日から開始する。直販サイト「アキハバラe市場」での価格は1TBモデルが1,690,000円、2TBモデルが1,840,000円(いずれも税込)。2014年12月の発表当初において、2015年1月とされていた受注開始時期がこのたび正式に決定した。

AK500N(左からブラック、シルバー)

AK500Nは、Astell&Kernブランドとして初めての据え置き型プレーヤー。1TBもしくは2TBのSSDを搭載しており、そこに保存した音楽ファイルを再生する。リッピング専用のCDドライブも装備している。リッピング時のファイル形式はWAVとFLAC。

最大でDSD128(5.6MHz)のネイティブ再生ができるほか、PCMファイルをDSD64(2.8MHz)にリアルタイム変換することも可能だ。PCMファイルは最大384kHz/32bitまで対応するが、ネイティブ再生では192kHz/24bitまでとなる。

デジタル入出力は、AES/EBU、同軸、光、BNC。アナログ出力はRCAとXLRだ。アナログ出力は、ボリューム固定とボリューム可変用にそれぞれ別の端子を装備している。USB DAC用のType Bポートと、外部ストレージ用のType Aポートを持つ。

容量10,400mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、約7時間駆動する。据え置き型であるがバッテリー駆動を採用したのは、電源ラインからのノイズ混入とスイッチングノイズからのアイソレーションを図るため。音楽を再生していないときや、内蔵バッテリーの残量が5%を切ると、ACアダプターからの充電がスタートする仕様となっている。サイズはW214×D238×H243mm、重量は11.4kg。カラーはブラックとシルバー。

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