本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは現地時間の28日、スイスで3月3日から開催される『ジュネーブモーターショー』(一般公開は3月5日~15日)にて、欧州向け新型「シビック TYPE R」を世界初公開すると発表した。

「シビック TYPE R」のデザインの方向性を示すコンセプトモデルとして2014年に発表された「欧州向けシビック TYPE Rコンセプト」

新型シビック TYPE Rは、欧州向け「シビック(5ドア)」をベースに、「歴代最高のシビック TYPE R」を目指して開発されたスポーツモデル。新世代パワートレイン「VTEC TURBO」シリーズの「2.0L 4気筒直噴ガソリンターボエンジン」を初搭載すると共に、走るための機能を追求したエクステリアデザインやシャシーにより、加速性能やハンドリングなどにおいて高い走行性能を実現している。

このほか同モーターショーには、欧州で初出展となる新しい価値を提案するスーパースポーツモデル新型「NSX」、新型の燃料電池自動車のコンセプトモデル「Honda FCV CONCEPT」をはじめ、新型「HR-V(日本名 : ヴェゼル)」、新型「ジャズ(日本名 : フィット)」などの欧州市場向け新型車を出展する。

また、2015年からFIAフォーミュラ・ワン世界選手権に参戦するマクラーレン・ホンダの新型マシン「MP4-30」の出展も予定されている。