パナソニックは1月20日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズの新モデル「DMC-SZ10」を発表した。発売は2月13日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は21,500円前後(税別)。

「DMC-SZ10」(カラーは3色をラインナップ。上段左からピンク、ホワイト、下段はブラック)

高倍率ズームレンズを搭載しつつもボディサイズがコンパクトに抑えられた「LUMIX SZ」シリーズの新モデル。新たに、背面のモニターが上方180度までのチルトが可能となり、"自分撮り"を行いやすくなった。モニターを上方にチルトすると、自動で「自分撮りモード」が起動。シャッターを切るまでのカウントダウンや4枚までの連続撮影などの機能を利用できる。

また、自分撮りモード起動時に、人物をキレイに撮れる「ビューティー機能」を新たに搭載。肌を滑らかに写す「美肌モード」や、背景をぼかしやすくする「背景ぼかし」、人物を細身に写せる「スリムモード」を利用できる。

そのほか、「DMC-SZ8」に引き続きWi-Fi(無線LAN)接続機能を搭載。撮影した画像をスマートフォンなどにワイヤレスで転送できるほか、スマートフォンからワイヤレス操作することが可能となっている。

主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の1/2.33型CCDで、レンズが焦点距離24~288mm(35mmフィルム換算時)の光学12倍ズーム対応、開放F値がF3.1~F6.3、対応感度がISO100~ISO6400となっている。背面のモニターは約46万ドット・2.7型の液晶方式で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードおよび内蔵メモリ(約80MB)。動画の記録形式はMotion JPEGで、動画の記録画素数は最大1,280×720ドット。バッテリーはリチウムイオン充電池、CIPA準拠の撮影枚数は約200枚だ。

サイズは約W99×D29.8×H59.9mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約163g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約177g。

フォトギャラリー(クリックで拡大とスライドショー)